2011年10月5日水曜日

【絆カンパのお願い】

昨年、一昨年と大変お世話になった福井惑さんから、ハリマオにカンパのお願いが
来ました。まずは、年内の練習の際に、順次カンパを受け付けていく予定です。
チームとしての強制は致しませんが、今回のカンパ応募の主旨をご理解頂くために
福井惑さんから来たメールを転載します。
以下


親愛なる不惑ラガーマン 各位

私達のチームには、ラグビー中の怪我が原因で、全身麻痺の体になった友人がい
ます。名前を美谷 洋さんといい、怪我をする前年まで私達のチームのキャプテン
でした。

美谷さんはラグビーの試合中に頚椎骨折の事故にあい全身麻痺、首から上と腕の
機能の一部が残りました。会話は普通に出来るものの、血流の確保が十分できな
いため、現在も車椅子に座っての移動が30分程度しか出来ません。
(足が下になると心臓への血流の負担が増加、失神してしまう)
こうしている今も、彼はひとり病室の天井を見上げています。

昨年9月11日、緊急ヘリで岐阜大学病院に搬送されて以来、ほぼ寝たきりの状態で
す。機能回復を願い数度の大手術を受けたものの、結果は思わしくなく、目立った
回復が見られないまま、一年が経過しました。本人、働き手を失ったご家族のおか
れた経済的苦境、心情を思うと、全く言葉が見つかりません。

大好きなラグビーをやって受けた傷、その時のことを振り返って、美谷さんは、
「反省はするが悔いはない」と云いました。顔に笑みを浮かべ、力強い言葉でした。
周囲への思いやりに溢れた言葉に表れるように、選手として、また人間として、
皆から尊敬を集める男らしい人物です。

その苦境を偲び、自分達に何か出来ることはないかと考え、美谷さんへの経済カン
パを呼び掛けることに致しました。
少しでも多くのお金を届けたいという願いから、以前から少しでも関係があった
方々全員にお声を掛けさせて頂いております。
なかには美谷さんと全く面識のない方がいるかもしれません、しかしラグビーの持
つ絆のパワーを信じて、厚顔のそしりを承知でカンパをお願いする次第です。
みなさまのご理解とご協力をお願いします。

平成23年9月

福井不惑ラグビークラブ

会長 境山 博之

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